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リースバック新ガイドラインの波及効果‐不動産業界にとどまらない他士業・金融機関への影響と新たな役割‐

今回の「住宅のリースバック取引における宅地建物取引業法ガイドライン」は、直接的な規制対象である宅建業者にとどまらず、不動産や金融、法務にかかわる周辺の専門職にも極めて大きな影響を与えます。リースバックは金融と不動産が複雑に絡み合う取引であるため、他業種の専門家にとっても「顧客を守り、適正な

住宅のリースバック取引における宅建業法ガイドライン(令和8年10月1日施行)について

近年の不動産取引において増加傾向にある「住宅のリースバック」について、国土交通省より新たに『住宅のリースバック取引における宅地建物取引業法ガイドライン』が策定され、令和8年10月1日より施行されます。以下に本ガイドラインの目的、具体的な内容、そして今後の不動産業界に与える影響について解説し

東海でもマンション修繕談合か公取委が設計コンサルなど計28社に立ち入り検査

【序文】毎日新聞などの報道によると、2026年7月28日、公正取引委員会は東海3県(愛知、岐阜、三重)のマンション大規模修繕工事において談合を繰り返したとして、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで計28社に対する立ち入り検査に踏み切りました。公取委は2025年以降、すでに関東地方のマン

リースバックとリバースモーゲージ ― 似て非なる老後資金の落とし穴

寄稿:内外不動産価値研究会自宅に住み続けながらまとまった資金をつくる手段として、リースバックとリバースモーゲージがよく並べて語られる。名前も響きも似ており、どちらも「持ち家の高齢者が老後資金を得る方法」として紹介される。だが中身は正反対だ。前者は自宅を「売る」契約、後者は自宅を「担保に借り

2025国勢調査速報:加速する「都心集中と郊外縮小」への日住検総研の視点

2025年国勢調査の速報値に基づき、東京圏の人口動態と今後の課題についてまとめた記事の要約と、日住検総研(日本住宅性能検査協会)の視点に基づく総評です。序文2026年7月に発表された2025年国勢調査の速報値から、日本の人口動態が新たな局面に突入したことが明らかになりました。東京都

警告・マンション管理不全〜突然の解約通告から組合をどう守るか〜(2)

日住検総研(総合的な住宅・不動産管理の調査研究機関)の視点から、今回の「小規模マンションの管理危機」という社会課題に対する今後の方向性(総論)を提言いたします。これまで日本のマンション管理は、管理会社への「完全委託(フルスペック型)」が前提でした。しかし、構造的な人手不足とインフレを背景に

警告・マンション管理不全〜突然の解約通告から組合をどう守るか〜(1)

7月19日付の日本経済新聞に掲載された記事「小規模マンションを切り捨てる管理会社 『うまみない』と突然解約」についての解説です。【序文】この記事は、現在多くの分譲マンション(特に小規模マンション)の管理組合が直面している深刻な「管理危機」に警鐘を鳴らす内容です。これまでマンション維

一級建築士と二級建築士の違い:規模と「住まい」のスペシャリスト

建築士は建物の設計・工事監理を行う国家資格ですが、一級と二級では「扱える建物の規模」と「発揮される専門性」に明確な違いがあります。一級建築士:大規模・複雑な建築を牽引する総合的な専門性国土交通大臣から免許を受ける一級建築士は、設計・監理できる建物の規模や構造に一切の制限がありません

マンション外壁タイル剥落問題: 対話拒否とESG

<1>タイル剥落と対話拒否をESGの文脈に変換するまず、相手の行為がESGのどの項目に違反しているかを論理的に整理し、相手に突きつける「武器」を作ります。S(社会)への重大な違反:製品・サービスの安全性と地域社会への脅威タイル剥落は、居住者だけでなく通行人等第三者の生命・身体に危害を及ぼす

CSRとESGの関係性

CSR(企業の社会的責任)とESG(環境・社会・ガバナンス)は、どちらも企業の持続可能性に関わる重要な概念ですが、「誰の視点か」「何が目的か」という点で明確な違いがあります。CSRとESGの関係性一言で言えば、企業が自発的に行う取り組みが「CSR」であり、その取り組みを外部(主に投資家)が

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