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CSRとESGの関係性

CSR(企業の社会的責任)とESG(環境・社会・ガバナンス)は、どちらも企業の持続可能性に関わる重要な概念ですが、「誰の視点か」「何が目的か」という点で明確な違いがあります。CSRとESGの関係性一言で言えば、企業が自発的に行う取り組みが「CSR」であり、その取り組みを外部(主に投資家)が

【活動実績】国土交通省補助事業を通じた賃貸トラブル解決から、次世代の住宅セーフティネット(リースバック・リバースモーゲージ)の保護基盤へ

■ 原点としての「敷金診断士」と国土交通省補助事業NPO法人日本住宅性能検査協会では、これまで国土交通省補助事業である「住宅セーフティネット基盤強化事業」の採択を受け、賃貸住宅における退去時の原状回復トラブルや敷金返還問題の無料相談窓口を長年にわたり運営してまいりました。この事業で

「住宅セーフティネット」とリバースモーゲージの相関

我が国において急増する単身高齢者等の居住安定を図るため、国は「住宅セーフティネット制度」を推進しています。これは、高齢者や低所得者といった「住宅確保要配慮者」に対し、増加する空き家を活用して賃貸住宅として提供し、入居と居住の支援を行う福祉的な枠組みです。この「公的な居住支援(セーフティネッ

終の棲家を守る防波堤:「住宅セーフティネット」としての住宅リースバックと「住宅リースバック適正取引主任者」の使命

Ⅰ. 「住宅セーフティネット」という基本概念「住宅セーフティネット」とは、高齢者、低所得者、障害者など、自力で適切な住まいを確保することが困難な人々(住宅確保要配慮者)に対し、国や自治体、民間が協力して「安心できる住まい」を保障する社会的枠組みのことです。特にシニア世代にとって、一

リースバックにおける売買契約の消費者契約法による取消し

1. 対象判例の事件番号裁判所・判決日: 東京地方裁判所 令和5年(2023年)11月27日判決事件番号: 不明(解説記事等では通常「東京地判令和5.11.27」として参照されます)2. 事例の背景(リースバック取引とは)リースバックとは、自宅などの不動産を第三者(

定期借家契約における事前説明書面の独立性:最高裁判決の要旨

1)事件概要:定期借家契約の事前説明書が契約書とは別個独立か争われた事案1-3。2)判決裁判所と判決年月日:最高裁判所第1小法廷、平成24年9月13日。3)事件の経緯:1.貸し主は借り主と、建物をゲストハウスとして貸し出す「定期借家契約」を結びました 。契約期間が来たら更新

税金滞納差押え後の賃貸借と退去猶予:最高裁判例の解説

1)事件概要:税金滞納による差押え後に借りた物件の退去猶予が争われた事案です。2)判決裁判所と判決年月日:最高裁判所第3小法廷、平成30年4月17日。3)事件の経緯:1.建物の持ち主(大家さん)は、建物に抵当権を設定した後、平成24年5月に「滞納処分による差押え(税金の滞納による差押

(大空室時代を生き抜く羅針盤)収益不動産再生診断士の必要性と社会・経済にもたらす深い意義

日本は今、かつて経験したことのない未曾有の構造変化の波に直面しています。少子高齢化や人口減少といった社会情勢の急激な変化により、2030年代には全国の賃貸住宅等の空室率が30%を超える「大空室時代」が到来すると予測されています。これは過疎化が進む地方だけの問題ではなく、都市部においても深刻な影響を及

クリーニング特約の3つの類型(種類)

特約は、契約書にどのように書かれているかによって、その明確さから大きく3つのパターンに分けられます。1.条件や金額が曖昧な特約:「クリーニング費用は借り主の負担とする」とだけ書かれているもの。2.業者の指定がある特約:「専門業者のハウスクリーニング費用は借り主の負担とする」と書かれているも

「建築物省エネ法改正」の全体像と現場が抱える実務的課題

2050年のカーボンニュートラル実現、および2030年度の温室効果ガス削減目標の達成に向けて、日本の住宅・建築業界はかつてない大きな転換期を迎えています。本法案(建築物省エネ法改正案)は、これまで一部の用途や規模に限られていた省エネ規制を抜本的に強化し、日本の建築物全体のエネルギー性能を底上げするこ

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