[研究会] リバースモーゲージ研究会

高齢化社会を迎え、高齢期の健康で文化的な生活を維持するため、民間制度リバースモーゲージに関する研究・開発・啓蒙活動を介して福祉社会の達成に寄与します。目的達成のため次の事業を行います。

活動内容

・リバースモーゲージの調査・研究・出版事業
・リバースモーゲージカウンセラーの養成講座
・成年後見・相続・遺言・信託・リバースモーゲージ等のライフサポート引受
・不動産(持家)を活用したコ・ハウジング(co-housing)プロジェクトの開発・運営
・リバースモーゲージ取扱法人への斡旋・管理

リバースモーゲージとは
リバースモーゲージ(Reverse mortgage)は、高齢者向けのローンで、自宅の土地建物を担保に年金型の融資を受け、契約者の死亡時に担保物件を売却して一括返済する制度です。
通常の住宅ローンの借入残高が年々減少して行くのとは逆に、借入残高が年々増加して行く形となるためリバースモーゲージ(=逆抵当融資)と呼ばれています。
土地・不動産を持っているものの収入の無い高齢者の場合、生活資金などを調達しようとして自宅を処分してしまうと、住む所を失ってしまいますが、リバースモーゲージでは、自宅を処分することなく、自宅を担保にして融資を受けることができ、老後の生活の安定を図ることができます。
そして、一般的には、契約者の死亡時に、担保物件を売却するなどして一括返済する形となるため、住み慣れた自宅に終身住むことが可能です。
リバースモーゲージの融資は、金融機関によって、1ヶ月ごとや、1年ごと、一括など、様々な形があり、返済は死亡時に一括返済で、毎月利息のみを払う形のものや、利息も死亡後の一括返済に含まれるため返済が一切ないものなどもあります。
核家族化などにより、自宅を残すことが必ずしも喜ばれることであるとは限らない現状などがあるため、リバースモーゲージを活用する事例は増えてきています。
リバースモーゲージは高齢者を対象にしたローンで、主に米国で利用されており、不動産などを担保にして金融機関から資金の融資を受け、契約者の死亡時に担保物件を売却することで資金の回収が行われます。

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